温泉の眼鏡っ娘スパイ

わたしは温泉が大好きです。
冷え性なので、温泉に行くと暖まるし、のんびりできます。幸せです。
今日は日曜日、ちょっとおでかけして温泉に行きました。

湯船につかっていると親子連れの方がやってきました。
若いお母さんと小さな女の子です。
ふだんなら、他のお客さんのことは特に意識することもないのですが、そのお母さんがお風呂の中なのに眼鏡をかけているので「あ。眼鏡だ!」と意識してしまいました。

湯船につかったとたんに眼鏡が曇って・・・「あ。曇り眼鏡だあ!」
眼鏡が曇ったので、眼鏡をずらして・・・「あ。ずれ眼鏡だあ!」
よく見ると、頭に巻いたタオルの下から・・・「あ。両方結びだあ!」
わあ!このお母さんは、萌えアイテム満載だね、って思ってしまいました。

眼鏡っ娘(眼鏡っ母?)が好きな人は、嬉しくなる光景だろうなあ、って思って、日記に書こうと考えたのですが。。。(そして実際書いているのですが。。。)
なんだか、わたし、スパイみたいです。
みんながリラックスしている場所、そしてわたし自身も楽しみにしている場所で、突然「眼鏡っ娘好きな人」の見方で見てしまったから。同性同士のなごんだ空間で、同じ女性を裏切ってしまったみたいです。
スパイっていうのは、同じ仲間だよ〜っていうふりをしながら、突然こっそりと仲間じゃない行為をすること。同じを気持ちを共有していながら、密かに情報を横流しすること。
わたしは温泉の中でスパイの気持ちに思いをめぐらせました。
スパイの人って、だぶん、本当に本気で潜入先の仲間と悲しんだり、怒ったり、喜び合ったりするんじゃないかなあって思いました。演技で喜んだりするのではなく、気持ちはきっと本物なのでしょう。心から気持ちを共有しているから信用されてスパイになれるし、仲間がどんな事考えているのかも理解できるようになるんじゃないかな・・・って。
そう考えると、「二重スパイ」っていうのは、ごく自然なことなのかも。だって、敵は仲間で、仲間が敵なのですから。

温泉に半分沈みながら、「わたしも本物のリアル眼鏡っ娘だったらいいのになあ」って残念に思いました。