聖家族

今日は忙しさのあまり、ちょっと弱気になってさみしくなってきました。
ほっつのお葬式の日のことを思い出したり。。。

急に、堀辰雄の「聖家族」が読みたくなって手に取りました。
『死があたかも一つの季節を開いたかのようだった』

不在であるという空白が、残された人の季節を開いていく。
その季節は、少し寒くてせつなくて静かに開いていくのかもしれません。

堀辰雄全集〈第1巻〉

堀辰雄全集〈第1巻〉