図書委員長的メガネ映画

Ray-Ray2004-03-18

ごきげんよう
今日は「図書委員長」的な「メガネ」の映画を推薦したいと思います。
(「図書委員長」的な映画ってなんか意味不明ですけど・・・)

わたしが推薦したいのはロマン・ポランスキーが監督した「ナインスゲート」(THE NINTH GATE)です。
あらすじは・・・
貴重書の売買の仲介をする本の探偵が、悪魔が書いたとされる本を探すように依頼されたことから起きる事件を描いたお話です。
この古書ハンターのディーン・コルソさんをジョニー・デップが演じています。
主人公の外見は、メガネでヒゲ。そしてタバコを吸いまくるし、お酒もどんどん飲むし、本を狙っている美女の方の誘惑にも弱いしで、ちょっと情けないです。
コルソさんはバルカン出版の社長ボリス・バルカンさんから、この世に三冊しか存在しないと言う「ナインス・ゲート」という悪魔書を探し出すように依頼を受けます。
この社長さんの個人図書館が、ハイテク(ローテク?)仕掛けで、まるでルパン三世に出てきそうな所蔵庫なのがちょっとおもしろかったです。
で、コルソさんはニューヨークからヨーロッパに移動して、本を所蔵する古書コレクターを訪ねて歩きます。でも行く先々で何者かによって、古書仲間や本の所有者が殺されてしまいます。
そして、本を持っていることでコルソさん自身も襲われちゃいます。コルソさんは本に関しては目が利くのですが、ケンカには弱い・・・
・・・暴漢に殴られて大事なメガネが壊れてしまうんですよ〜!!(きゃー)
でも、壊れて落っこちたメガネを拾ってかけるシーンがとてもいい感じです。
何でもできるマッチョでタフな男主人公よりも素敵な感じです。
ひび割れたメガネをかけて途方にくれるジョニー・デップ・・・
後刻という設定の次の場面では、ちゃんと新しいメガネをかけていますよ!

「サスペンス・ホラーの決定版」なのだそうですが、「図書委員長的メガネ映画」としてもお勧めです〜